ウチは嫁さんがadhdなんですが、ネット検索してると「adhd結婚向いてない」なんてなんとも失礼なキーワードが出てきますね。でも反対にそれだけ世間では「adhdの結婚」には悩みがつきまとってるってことですよね。イチadhd家庭として参考になりずらいかもしれませんがウチなりの見解を述べていきます。
adhdの人は本当に結婚に向いていないのか?
パッと聞いて少なからずadhdの人を大いに傷つけるキーワードだと思います。
ただ正直なところ、グーグル検索でこのキーワード消えないという事はそれだけ「悩みの深いキーワード」でこのキーワードで検索をしている「adhdの人」または「adhdの恋人を持っている人」がいるという事ですね。
好きで結婚したいけど「リスクを取りたくない!」または「リスクはどんなことがあるのか?」、「そのリスクに私は結婚してから耐えられるのか?」その辺りが気になっているんじゃないのかなって思います。
結論からいったら、adhdの人が結婚をすること、adhdの人を生涯の伴侶に選ぶことに私個人はリスクはないと思っています。
リスクはないというか、少し語弊が出てくる話なのですが、ぶっちゃけ結婚って「リスクの塊」だと思っています。
付き合っている頃と結婚してからの相手の日常って正直、逸脱レベルで違います。
よく結婚した夫婦の話で「結婚前はこんなんじゃなかった…。」なんて言葉をよく聞きますが、まさにそうです。
だってよく考えてみてください。
結婚ってね、「家族」になるんですよ、「家庭」になるんですよ。
付き合っている頃は「男と女」」の至極単純な関係です。
でも結婚って社会でいったら「会社」になって「組織」になるんです。
父親という社長、母親という副社長、子供という正社員。
たとえは悪いかもしれませんが、そんな感じが結婚です。
そもそも世間一般の「結婚」というもの対する認識があまりにも軽薄な気がします。
昔の結婚ってもっと行業しかったじゃないですか?
時が流れて現代の結婚は簡素なものになりましたけど、本来の結婚はそんなものなんですよ。
だからadhdであろうがなかろうが、結婚することはリスクです。
そのリスクをリスクと思わないなら、どんな相手であろうと固い決意を持って結婚すべきと思います。
ウチのadhd彼女との結婚はどうだったか?
と、ここまで偉そうなことを言っておいてなんなんですが、ウチのadhd彼女との結婚は正直「流れ」です。
私自身、あんまりこういったことに思考を使いません。
もうこういった行事ごとは全て「流れの中にある」と思って生きているので、adhd彼女との出会いも付き合った経緯も付き合った時間も出来事も全て必然だったと考えています。
2人の結婚も同様、「そうなることが必然だった」と今でも思っています。
結婚してから1年の間に3回、離婚の危機がありましたけどねw
2年目からはほとんど喧嘩することはなくなりました。
お互いに成長したんだと思います。
結婚してからが全ての始まりですので、あなたがadhdをお持ちの方なのか、お相手がadhdの方なのかはわかりませんが、どんなことがあっても相手を愛して一生添い遂げる覚悟をもてるなら結婚すべきです。
それでもadhdの人との結婚が不安なら…。
それでもね「adhd」という言葉に何か不安な感じを抱いているなら、周りの結婚している人たちに「結婚当初どうだったか?」、「結婚してから本当に幸せか?」を聞いてみてください。
十中八九、一拍おいてから「辛いこともあるけど幸せだよ」というはずです。(それか「全然幸せじゃない!」っていうかですね)
辛いことが一つもない結婚生活なんて存在しません。
であれば結婚前、結婚後にリスクを考えるなんてことがそもそもナンセンスですよね。
みえないリスクをいつまでも考えて不安になるよりも、どうやったらそのリスクを乗り越えられるかを考えた方が万倍楽しいと思いませんか?
ウチはそんな気持ちで結婚後の生活を楽しんでいます!