adhd妻と買い物の話

ウチの妻はadhdです。adhdの特徴に「忘れ物をしやすい」というのがあります。以前は買い物に行くと何かしら買い忘れてた妻ですが、最近では買い忘れがほぼなくなりました。

ウチの妻はadhdです。

adhdなので、忘れ物が多いです。

以前は買い物に行ったのに目的の物を買い忘れてしまうことがよくありました。

我が家では、

買い忘れたなら、また買いに行けばよい！

早急に困らないように消耗品はなる早で買っておく！

ーというルールがあるので、ちょっと買い忘れたくらいでは問題はありません。

ただこの「買い忘れ」はとても思い出深かったのでブログにしたためたいと思います。

adhd妻、カレー用のお肉を買い忘れる

「今日はカレーを作ります！」

昼頃に来た妻からのLINEメッセージ。

妻の作るカレーが大好きな私は、このメッセージをみて、帰宅するのを楽しみにしていました。

疲れて家に帰ってきて、ご飯が用意されている幸せ。

猫舌で熱い食べ物が苦手な私のために、お皿に大盛りのカレーを冷ましておいてくれる出来た我が妻。

そんな幸せな気持ちで、adhd妻が作ったカレーを口いっぱいに頬張る私。

一口、二口とカレーを頬張ってから、なんだかいつもと違う違和感に気付きます。

…なんか、今日のカレー、不味くね⁉︎

……えっ？なんで？いつもと同じカレーなのになんで今日はこんなに不味く感じるんだ？

この時、adhd妻もカレーを食べ終わっており、特に変わった事も言ってなかったので、私は、

自分の舌がおかしくなっているのか？

なんか病気の前兆か？

と思ったのですが、ふとadhd妻が作ったカレーを見てある事に気づきました。

あれ？このカレー、肉が入ってなくない？

玉ねぎとジャガイモはゴロゴロと入っているのに肉が見当たらないんですよ。

私はすでにカレーを食べ終わり、ベッドでくつろいでいるadhd妻に聞いてみました。

「あのさ、このカレー、肉いれた？」

この言葉を聞いた妻は、

「あーっ‼︎」

と大きな声を上げ、

「私もなんか今日のカレー、美味しくないと思ってたら、そうか、肉か！買い忘れてたわ！」

と、ものすごい納得した表情で言ってきました。

良かった、なんかの病気じゃなかったと安堵した私。

しかし、このカレーがカレーとして「完全体でない」事がわかってしまい、俄然食欲が落ちてしまいました。

adhd妻が作ってくれた2皿の大盛のカレー。

不味いけど残したくない。

でも不味いから食が進まない。

どうしても肉がないとこれ以上、食べれなそうだったので、コンビニに行って冷凍唐揚げを買ってきたのですが、この唐揚げもなんか美味しくなくて、なんかスゴい不完全燃焼な気持ちでその日の夕飯を終えました。

妻は謝ってくれましたが、怒るよりも、

…そうか…肉、入れ忘れるか……。

というなんとも言えない気持ちでその日、眠りに付いたのを覚えています。

本当に滅多にない事なんですが、とてもレアなadhd妻の買い忘れでした。