adhdと妻とモラハラの話

ウチの妻はadhdです。adhdは脳の前頭葉が未発達の為に起こる病気と言われています。この前頭葉が未発達な事により、adhdのパートナーの「モラハラ」に悩まされているご家庭も多いようです。

ウチのadhd妻のモラハラ

ウチのadhd妻と結婚して今年で3年になります。

私の場合、adhd妻と結婚して、妻からのモラハラに遭ったことは正直ないです。

振り返って考えたら、モラハラらしいことはあったような気がしますが、モラハラの特徴って、

• パートナーに暴言をいう
• 相手の話を必ず否定する
• 嘘をよくつく
• 自分の意見を押し付けてくる
• パートナーを束縛する
• 周りを利用して相手を貶める
• 理不尽なルールを守らせようとする
• パートナーのプライベートを邪魔する

ーおおまかにですが、こんな感じですよね。

確かに上のような事がadhd妻との間にあった気もしますが、私があんまりadhd妻の行動や言動を気に止めていなかった為、全くといっていいほど気になってこなかったのだと思います。

実際にやってた?adhd妻のモラハラへの対策

妻もこのブログを読んでいるので、下手な事は書けませんが、もし今現在のパートナーのモラハラに悩んでいる方がいたら、参考程度に私が実際にウチのadhd妻にした事を真似してみて欲しいと思います。

まずモラルハラスメント自体が、「とても裏付けも根拠もない薄っぺらい意見」と捉えてください。

裏付けも根拠もなく、過去の経験や体験から衝動的に意見を述べているだけなので、少し考えて話を聞いていたらツッコミ所が満載です。

実際に私がadhd妻に取ってきた行動ですが、adhdのパートナーを大事に思うなら先ずは相手のモラハラ話に耳を傾けてみてください。

チープな内容の話であっても、相手の過去の経験や体験があって、モラハラが起きています。

言わばパートナーからのモラハラって、相手からの救難信号なんですよね。

私は、過去にこんな事をされてきた！

だから助けて欲しい！

という心からの救難信号だと思っています。

なので先ずは、adhdパートナーの言い分を聞いてみましょう。

何が気に入らなかったのか？

どうして欲しいのか？

コレを相手から聞き出して、承認できそうなら承認してあげて、こちら側の言い分も通したいならadhdパートナーに打開策を提案してみてください。

ウチのadhd妻のモラハラ？

例を踏まえて説明した方がわかりやすいので、少し極端な例かもしれませんが、ウチのadhd妻のモラハラ？を例に説明したいと思います。

ウチのadhd妻の場合、私が仕事で遅くなるのが嫌だったのか、いつもの帰宅時間が遅くなったり、友達や会社の同僚と飲みに行くと、非常に不機嫌になりました。

「私の機嫌を治したいなら、コンビニでお土産を買ってきて！」

とその当時は毎回言われていた気がします。

最初の数回は良かったんですが、だんだん面倒くさくなってきたんですよね。

そこで私はadhd妻に同じ状況に立ってもらうことにしました。

adhd妻にも夜遅く帰ってくる状況を作らせれば、文句は言われないと思ったんですね。

そこに都合よく、adhd妻の友達からの遊びの誘いが頻繁にくるようになりまして、長いものだと4泊5日のキャンプの誘いが年2回ありました。

もちろん私は、このキャンプに妻が行く事を快く快諾しました。

キャンプに気持ちよく妻を送り出す事で私はadhd妻に時間的な「貸し」を作ったわけです。

普通に考えて、結婚してから年２回の4泊5日のキャンプを快諾する旦那はまずいないでしょう。

でも私にとってこのキャンプイベントは、妻に対する楔（クサビ）にできるなと思ったんです。

adhd妻がキャンプから帰ってきた後に、私が会社の飲みで遅くなった時は、数回文句を言われましたが、adhd妻に対して「キャンプの件」を引き合いに出す事で、妻に納得してもらい、文句に発展する事はなくなりました。

あくまでも一例に過ぎませんが、ウチのadhd妻には有効な手段でした。

adhdパートナーのモラハラへの対策

adhdの人だけではなく、一般の人を含めたモラハラって、

自分がしたくない、やりたくない事を相手に強要する。

裏を返せば、

自分に都合のよい事を強要させる。

と私は思っています。

強要関係だと、良い人間関係は長続きしないですよね。

パートナーのことを思うなら、やはりギブアンドテイクの環境作りが必要だと思います。

自分がしたくない、やりたくない事って、当人に「やった経験がほとんどない」ことが多いので、理責めすればアッサリ折れます。

先ずはモラハラだなと思ってもパートナーの話を聞いて、理責めして、心が折れた所にギブアンドテイクの関係を当て込めば良いのです。

個人的な意見ですが、モラハラを含めた口論って相手を怒らせたら勝ちです。

相手を怒らせた段階で、相手は感情に任せた支離滅裂な事を言ってきます。

言われた事は覚えておいて、ソレを理責めの道具として使うと、相手は何も言えなくなってしまいます。

その時こそ相手にこちらの要求を飲ませるチャンスです。

パートナーの事を大事に思うなら、ちゃんと諭してあげて欲しいし、最悪縁を切りたいと思っていたとしたら強力な武器になります。

モラハラが過ぎて鬱などの精神疾患になってしまうこともありますので、お互いにしっかり納得できるような話をするようにしましょう。