adhd妻が家事全般ができない事への対策

adhd 妻 対策 ADHD妻との結婚生活

「adhd妻対策」という検索ワード。adhdの奥さんの悪い特徴に対する対策を旦那さんが調べてるのかな?ウチのadhd妻の場合、家での片付けとか家事が予想以上にできなかったので対策をしました。今では大分落ち着いています。

adhd妻の問題点

ウチのadhd妻の場合、

  • 洗い物ができない
  • 洗濯ができない
  • 散らかした衣服を片付けられない
  • お風呂が苦手で入らない
  • 食事を作るのが面倒くさい

 

ーといった家での家事全般に対する問題点が結婚後に浮き彫りになってきました。

お互いに共働きでもあったため、家事は分担制、当番制にしていましたが、adhd妻にとって「できないものは本当にやらない」という特徴も見えてきました。

 

とくに家事の中の「台所周りの事」が本当に嫌なようで、洗い物を溜めすぎて、シンクから異臭がすることもありました。

 

妻は洗い物をどうしてもやりたくないので、自分で食洗機を購入していましたが、食洗機をもってしても率先して洗い物をする素振りは見られませんでした。

洗濯も洗濯機に汚れ物を入れるまではできるのですが、洗った洗濯物を干すのは嫌なようで、何時間も洗濯槽に入れっぱなしで、洗い直す事もしばしばありました。

 

仕事から帰ってきて、その時着ていた服を脱ぎ散らかしては次の服を着て、汚れた衣服を2、3日着回すのも普通でした。

 

お風呂もadhd妻にとって苦手なもので、妻曰く「お風呂はとくにタスクが多いから嫌い」だそうで、adhd妻の頭の中でお風呂というのは、

  • 服を脱ぐ
  • 足拭きマットを敷く
  • シャワー蛇口を捻る
  • お湯を出す
  • 掛け湯をする〜etc

 

といちいち行動がタスクになっているそうで、お風呂に入って出るまでの行程量が、頭の中で細分化されすぎているようでした。

 

食事もスーパーやコンビニの弁当が多かったですね。

初めはいいんですけど、やっぱり出来合いのお弁当って飽きてくるじゃないですか?

その内、2人ともなんかご飯を食べたくなくってしまい、体調の方も優れなくなってきました

adhd妻の問題点への対策

そんな結婚生活が長く続くと、流石にお互いにヤバいと思うわけです。

 

そこで2人でこの問題点についての解決策を考えました。

問題の解決自体は簡単なんですが、一番の問題になってくるのは、adhd妻がストレスなく且つ、ソレらをこなせることなんですよね。

 

まず洗い物については、妻なりに考え、洗い物をセットしておけば勝手に洗ってくれる食洗機を買いました。

コレ、最初から絶対使わなくなるって旦那の私は正直思ってました

理由は、食洗機を定期的にメンテしないといけないからです。

 

案の定、adhd妻は食洗機を2〜3回使った所で使用を止め、手洗いに切り替えていました。

 

ただ結局、自分ではやれなかったので、私が洗い物担当になりました。

 

次に洗濯ですが、これも私が洗濯担当をかって出ることになりました。

 

散らかした衣服に関しては、adhdであっても「物の住所を決めておけば散らかさない」という法則があります。

ですがウチのadhd妻の場合、不思議と物の住所がどんどん増えていくんですよね。

 

「家の中という土地」に「妻の土地」という「物で溢れた草原」が点在している感じです。

 

これは黙って見ていて本当に悪い意味で圧巻でした。

みるみる家の中が、adhd妻の荷物に占領されていくんですよ。

で、どんどん私の場所がなくなっていくんですよね。

 

流石に度を超えてきた所で、妻のメインスペースに大きい段ボールを2つ置き、その中に妻の広がった領土にある荷物を纏めて放り込みました。

ソレが嫌なら「片付けろ!」という条件をつけて…。

お風呂が苦手なのは、ね〜。

気持ちはわからなくないんですが、やっぱりお風呂に入らないとクサいじゃないですか。

本当にね、妻には申し訳ないんですけど、ある日、妻の襟足から「オッさんの臭いがする」と面と向かって真剣な顔で言ってしまったんですよね。

その日から、妻はちゃんとお風呂に入るようになりました。

私が真顔で言った言葉が、相当心に響いたようです。

 

最後に食事作りですが、お互いに平日にお休みがある時は、休みの人が晩飯を作る。

それ以外は、無理しないで弁当にしてもよいとしました。

一週毎に「晩飯の献立を予め決めておく」って方法も試してみたのですが、妻の方がコレを実行できなかったんですよね。

 

元々、出来合いの物が飽きてしまっていたので、「無理せず弁当」って条件も最初のうちはキツかったのですが、旦那の私はいつの間にか実行出来なかったら「献立方式」を自然に実行してました。

 

嫁も後にはコレに釣られて、献立を守るようになりました。

 

 

洗い物と洗濯は、今でも私の担当になっていますが、流石に毎日、洗い物と洗濯をする私の姿を見て「adhd妻の良心」に働きかける事ができたのか最近では、定期的にやってくれています。

 

どうもウチのadhd妻には、「一緒にやる」「先に口だけ出さず、取組む様子をみせる」といったやり方の方が効果的なようです。

字面だけみると、なんだか子育てに似てるような気がしますね。

 

adhdの奥さんがいる人は、黙って先に家事をこなし、奥さんの良心に働きかけるとよいかも知れません。

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