adhdの大人の女性本人が調べているのか、職場にadhdの女性が勤務していて現場の人が何か悩み事があって調べているのか「adhd大人女性仕事」というキーワードが出てきます。ウチの嫁も立派な大人の女性なのですが自分のadhdにコンプレックスを持っていて、転職の際は結構苦労がありました。
adhdの大人の女性と仕事
大まかにですが、adhdを持っている女性の場合、
- 注意力が散漫
- 観察力に乏しい
- タスク管理が苦手
- 忘れっぽい
- 周りが見えづらい
ーといったような特徴がありますよね。
大人になって職場に勤務した時に、これらの事が災いして職場の人間関係がギクシャクしてしまうことも多いのではないでしょうか?
ウチの嫁もadhdで職場を変える時に「履歴書」に自分がadhdと書いた方がいいのか?周りの仲間より物覚えが悪いから迷惑をかけてしまっているなど、仕事に就く前からも仕事についてからもアレコレ悩みが多かったです。
adhdの成人女性と仕事へのアドバイス
管理人は妻以外のadhd女性と関わり合いがないので、極端な意見になってしまうかもわかりませんが、ご自身がadhdで仕事に悩んでいる大人の女性がこの記事を読んでいただいているなら、限りなく失敗なんて気にしない方がいいです。
とはいえ、adhdを持っているとどうしてもそのコンプレックスを自分で脚色してしまうかもしれないですが、まず仕事において「失敗しない人なんて一人たりともこの世に存在しない」という事だけは覚えておいてほしいです。
そもそも新しい仕事や今までやったことのない仕事において、「失敗がない」ってのはおかしいです。
失敗しないという事は、「正解を知っている」、「やり方を知っている」、「経験がある」ということです。
今まで経験した仕事であったとしても職場環境が変われば、やり方も今までとは違うことが多いので、失敗するのが当たり前です。
ただもし自分の中に「その仕事に対する経験値」がるなら、新しい職場の人に「確認」という形で「以前の職場ではコレはこういう流れでやっていたのですがコチラでもその流れでやっていますか?」と確認をとれば不必要な失敗は避けられるし、それを聞いた仲間はアナタの仕事に対するヤル気を受け取れます。
職場の仲間と信頼関係ができれば、仕事内容も把握しやすくなるし、失敗しても大目に見てもらえることがでてきます。
この流れはadhdであろうとなかろうと関係ないので、ある程度は仕事の中で「自分」を出していって「アナタ」というものを周りに認知してもらうようにしましょう。
adhdの成人女性が職場にいる場合
もしこの記事を読んでいるアナタの職場に「adhdの女性」がいて、仕事に対して何らかのトラブルを起こしているのなら、まず「adhdの行動パターン」や「キャパシティ」を把握するようにするといいかもしれません。
adhdに関わらず、何でもかんでも一人でこなせる人間なんて早々いません。
人間なら必ず長所と短所が存在します。
adhdの場合、短絡的に言うのならものすごく視野が狭く一度にやれる仕事量も少ない傾向が多いはずです。
ですが逆に一転集中型で掘り下げれば下げるだけ強烈な成果を生み出します。
現場での役職や立ち位置などは大きく関係してくる内容ですが、短所を逆に長所に換えられるような人材配置や仕事の割り当てをするとよいのではないでしょうか。
>ウチの嫁と家庭での仕事
ウチの嫁はadhdで、家庭内での仕事である「家事」がほとんどできません。
とくに掃除、洗濯、片付けが苦手です。
買ってきた物、自宅に届いた物はドンドン縦に積まれていき、放っておくと私の場所にまで嫁の荷物が詰まれていきます。
物の住所が決められないことも自覚がありながら、ソレを決めてあげても腑に落ちないのか無意識でルールを破ります。
言ってもあまり効果がなかったので、敢えて発送を変えて、「嫁が物を置いた場所」をその荷物の住所にするという風にしました。
嫁が置いた荷物の場所を広く見ると、なんとなく「法則性」のようなものが見えてきます。
明らかに「自分にとって要領によい場所」に物を置いていたんですよね。
一見見た目は汚くても、どこになにがあるのかは把握している感じだったので、敢えてキレイにキチンと片付けようとはせず、区画ごとに物をまとめていくという方針に変えました。
散らかった物が区画ごとにまとまっているだけなので、嫁にとってはその場所を探せばお目当ての物は探し当てることができるというものです。
これによりadhd嫁も私もお互いに片付けにストレスが減りました。
そのほかの家事に関してはある程度「当番制」を設けました。
当番が守れなかった場合はお互いにペナルティを課すことにしています。
ペナルティが嫌ならやらなくてはいけない。
割とこのペナルティの内容も「お互いにされたら嫌なこと」を割り当てているので、この作戦も上手くいっています。
「やれない」のではなく、「どうしたらやれるようにできるのか」をお互いに考えていった方がより良い関係性が気付けると思います。