adhdの大人の女性の人間関係は、もちろん職場によりけりですがなかなか大変なようです。「adhdの認知」がどれほどのものかで決まる部分も多いですが、ちょっとしたミスが多いadhdの場合、なんともその辺りの人間関係も複雑化するようです。大人の女性同士ならではの人間関係も加味されると結構大変な状況が想定されますよね。
旦那からみた「adhdの大人の女性の人間関係」
ウチのadhd妻がよく今の勤め先の話をしてきます。
妻にとって、「自分がadhdである」ということは今でもコンプレックスになっています。
普通に聞いている分には「誰にでもよくあるミス」ですが、adhdの妻にとってはそのミスは致命的であるという認識が強く、些細なミスによって人間関係に少々問題が出てきたものを「自分がadhdだからミスをして、私が今の良い人間関係を崩してしまった!」と思い込むことが強いです。
人間が10人いれば、10通りの行動や感情が生まれます。
この間も妻が職場で「いつもの流れ」を少し変えてしまったばかりに一人の職員さんと気まずくなってしまったそうです。
妻の話を聞いている限り、特段妻に非があったというわけでもないのですが、たまたまお相手の職員さんの虫の居所が悪い状況でのことだったようで、しばらく二人の間には気まずい空気が流れていたようです。
妻の職場は狭い人間関係の職場なので、すぐにいつもと違う空気感がほかの職員さんたちの間にも流れてしまい、職場の人間関係の色が少し変わってしまったようでした。
傍から聞いていれば、「たまたま間が悪かっただけの話」なのですが、adhdの妻にとっては自分の不注意から冒してしまったミスで、相手の方に迷惑をかけてしまった!とひどく落ち込んでいました。
こうなるとなかなか妻のマインドを言葉で変えるのは難しいので、実際の職場の人間関係が落ち着くのを待っていました。
このあたり、大人の女性が多い職場あるあるだなって思います。
妻の職場での立ち位置と人間関係は悪いものではないことは知っていたので、対して心配はしていませんでしたが、案の定、対したことにはならず、元の良い人間関係に戻っていきました。
「adhdの大人の女性の人間関係」とウチの妻
ウチのadhd妻の場合、過去の人間関係を追ってみるとなかなか酷い人間関係の中にいました。
家庭内に少々どころか結構問題があったウチの妻。
家庭内でも小学校、中学校、高校でもあまり周りから褒められることもなかったようで、承認欲求が満たされなかったからか、自分の行動に自信が持てず、周りの顔色ばかり窺っていたようです。
妻の周りにいた人たちも「よくもそんなに…!」ってくらいのレベルの人たちだったようで、ソレは妻がどんなに頑張った所で認めてもらえないだろうなぁ…と納得してしまいました。
心がよりよく成長するための一番大事な時期に、ウチの妻は運悪く恵まれなかったようです。
それに拍車をかけるかのように「自分はadhdだ」と認識してしまい、それも返って自分のコンプレックスに火をつけるような結果となってしまいました。
大人になってから職場でもプライベートでもより良い人間関係を作るなら、付き合う相手は本気で選ばないといけません。
またその中で自分の立ち位置も確保していかないと、自由が利かなくなります。
結婚してある程度、その辺りを上手くコントロールできるようになったのか、今の職場では自分の好きなようにウチの妻は動けているようです。
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大人社会で、まして大人の女性が多い職場でより良い人間関係を築いていくのなら、まずは自分の立ち位置を決めて味方をつくるのが良いと思います。
adhdであろうとなかろうと、立ち回り次第でいかようにもなりますので、上手く世渡りしましょう!
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